ITロボット塾 第三章 新生ITロボット塾に向かって

 臨時の株主総会が開催され、私としては経営不振の責任を取って代表取締役を辞任する意向を表明しましたが、株主の皆さんはそれを認めず、私が名目でなく実際の経営をして再建をしてほしいという要望が出されました。
私としては、講師会議の中でも将来の夢を語り、現在も夢を持ち続けておりましたので、この申し出を引き受ける代わりに私の方針に沿った運営をすることを了解してもらい、これを引き受けることとなりました。また、これを機にわたくしが経営する将軍堂が出資をして債務超過を避け財務の健全化を行いました。

また、従来CIAメディア社が、M&Aで他社売られることとなり、同居していた塾も移転を迫られていました。CIAメディアが移転するビルに空きスペースがあるということで誘われましたが、この際けじめをつけ別の場所に移転したほうが良いと判断し、いろいろ探しましたが、シーポイント社の野沢社長の口利きで、同社が,かって使っていた佐鳴湖に面した“パークタウン・サウス”に空き部屋があるということで、ちょうど広さも場所もよいということで期限ぎりぎりで移転しました。ここは駐車場も広く、有料ですが2時間までは塾が負担することになっています。また送迎用の駐車スペースも完備され、お子様の送り迎えを安全に行えるようになっています。またバス停も目の前で舘山寺線が頻繫に通っています。


そこで新しい経営に移行するにあたって、経営協議会が設置され3名の委員が選ばれました。結果的に代表取締役社長に私が就任し、私を補佐する代表取締役専務に堀内忍氏、取締役に福地氏、塾長に櫻井正明氏が決まりました。現在はシーポイントの野沢氏が加わっています。

 時代は大きくディジタル時代に突入しています。このコロナ時代を経験し政府や行政のトップもZoomなどを日常的に体験し、また世界的に見ても日本のディジタル化は、G7の中でも最も遅れていることが判明し、デジタル庁の設置、小学生のタブレット授業の推進、大学受験に“情報”が必須科目になるなど、情報技術を全国民が身につけないと社会から落ちこぼれる時代となりました。

この様な時代背景をもとに小学3年生から高校3年まで一貫したITの教育環境の実現を目指し教科内容を整備していくこととなりました。
これは今までは子供のためのロボット塾というイメージがありましたが、前にも書きましたように小学3年生というのはある程度勉強という意味も分かり、また算数の”九九”は小学2年で習い、ほぼ一生忘れないというように、この時期の子供の記憶能力は抜群です。子供とトランプの“神経衰弱”と呼ばれるばらまいたトランプをめくり数字が同じものを取るゲームで、このころの子供とやると歯が立ちません。つまりどこにどの数字があるか記憶するのが早いのです。

このような子供の特徴を生かし、このぐらいの年齢からプログラミングやゲーム作りを体験させると、前にお話しした生まれつきのディジタル人間"Digital Native"に育つ可能性が高いと思われます。
そして中学からは、プロのプログラマーが使うが使うC言語というプログラム言語に挑戦し、高校を卒業するころは一般の企業でプログラマーとして働けるようになることを目標にカリキュラムを整備し、それに必要なシラバス(授業仕様書)を整備していきたいと考えています。

こうすることで、将来、プログラマーとして高卒で就職してから、そこで必要と思われる専門知識を学べる大学に入ったほうが目的が定まり集中力が高くなります。大学はOn Lineを主に活用し、就職した企業はある程度のスクーリング授業を受けることを認めてやることになれば、授業料は自分の給料で賄い、親の負担を軽減することが出来ると思います。

時代の変化は速くう今のように4年間大学で学んだことが役立つ期間は短く、5年もつかどうかでしょう。それより時代に変化に応じて必要な大学の講義をOn Lineで学べるシステムの構築が求められていくと考えます。生涯勉強していくことが常識となる時代の到来です。

このような背景から当塾では次のような講師を求めています。
高校コースでは
①ソフトウエア工学を教えられる方
②C言語を教えられる方
一般では
① シニアにパソコンを教えられる方(初心者コース、アプリコース)
② スマホコース(IOS.アンドロイド)(初心者コース、アプリコース)
社会人では
① On Line(Zoomコース)
② PC(Windows 365Teams)

以上は計画中のものですので現状ではまだ講座はありません。ご興味のある方はそれぞれシラバス(教科内容)の概要のご提案があれば面談の上ご相談させていただきます。定年退職後の方や学生さんでも結構です。下記にご一報ください。


将軍堂株式会社・業務部 富田直樹
浜松市山手町39-1 
info@sho-gun-do.co.jp
https://itrobot.jp/


同じカテゴリー(ITロボット塾)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
ITロボット塾 第三章 新生ITロボット塾に向かって
    コメント(0)