静岡大学の再編に対する提案

 静岡大学の再編は、工学部と浜松医大が合併して、新しい大学を作る方向で当初提案され、工学部、浜松医大、浜松市しも大賛成で、これに決まるかに見えたが、静岡側がこれに猛反発して、話が空転している状況が続いているように思います。要は静岡側としては残る文理学部と農学部では、総合大学としての外観が整はず、やや貧弱な大学になってしまうことが再編の話の進展を妨げているように感じています。
 
 最近の医学が、機械装置、ディジタル化に依存を高めている現状からすれば、工学部(情報学部を含む)と浜松医大の合併は専科大学として、かなり画期的な内容になる可能性が強く、日本の中で特色ある大学として存在感を出していける可能性が高いと考えています。それは現実的に見て、工学部・医学部研究者の視野の拡大という点で新しい、診断装置・治療装置が生まれていく可能性が広がるからです。

 一方、静岡のほうでも、総合大学という看板を下ろし、特色ある専科大学を目指すべきと考えています。静岡地区の大学として、県立の静岡薬科大学がありますのでこれを含めて再編すると、農業も製薬も分子生物学を基盤としたものに変えていく必要に迫られていることから効果は大きいと思われます。即ちこれからの農業は遺伝子組み換えなどを中心とした品種改良が中心となり圃場で時間をかけて交配を繰り返すようなことは少なくなります。

 薬学は、今回のコロナワクチンの動向を見れば、従来の創薬的な考えでは時間もかかり効果も低いという結果が出て、あらたにDNAや
mRNA基にした薬の開発に大きく舵を切る必要があります。

 文理学部は文学部と理学部に分け文学部は最近の世相からすれば、若者も老人も孤独からくる精神的孤立が大きな社会問題となり、怪しげな宗教に多くの人が蝕まれている現状からすれば、心理学的なものに転換するのがよいと思います。

 理学部については、新時代は量子力学に基づいた新たな工学が芽生えており、将来的には生体の第3の信号(現状では生体内部では化学物質・電気信号)として電子が信号伝達を担い新たな次元を開く可能性を秘めております。これは薬学、能楽のみならず医学・工学にも影響を持つものとなりうる可能性を秘めています。

 以上の視点から静岡を中心とした新たな大学は、文理学部、農学部に県立薬科大学を加え、その中心を分子生物学・量子物理学に特化した専科大学として纏めていくことが将来的には社会的に大きな存在感を示すことになると考えます。

 近視眼的なメンツにこだわらず、将来を見つめた、大学の再編を期待したいところです。この話は先般ある会合で静岡大学の伊東前学長との会話で生まれて物で、場合により伊東先生の学長再登場がこの案を推進するのにはよいかもしれません。


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この記事へのコメント
大賛成です!
浜松側の情報工学部と医学部
静岡側の農学部・薬学部、理学部・文学部
共に専科大学になれば、日本のみならず海外からも両大学に対して優秀な外国人が集まるのではと思います。
実際に、海外で世界の大学が集まる、フェアなどに行くと日本では知られた総合大学には全く人が集まらない光景が見受けられます。
1点、僕自身は農業分野での遺伝子組換えは・・・ですが、この分野を将来を見越して安全の為にも深く研究する必要性は感じます。

この提案が実現する事を強く願います。
Posted by のののののの at 2022年12月09日 19:59
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