亀(003)カロリーヌ

 
亀(003)カロリーヌ



 もう20年も前のことか、末の娘が大学に受かったころ、5月の連休だったか夫婦で東京に2泊3日ぐらいで遊

びに行き、美術館めぐりやらN響鑑賞やらをした時のことだったと思う。帰りに日本橋三越によって、末娘の
  
入学祝を買いに、工芸品売り場に行きブローチかなんかを求めた。その折、売り場の女性の販売員に

からかい半分、”ああ亀がなくてよかった”と言ったところ”ありますよ”と言ってこのガラス工芸品の亀

を持ってこられた。

 フランス製で、作家もんでその名を”カロリーヌ”と言いますという。一瞬しまったと思ったがもう遅い

値段が何と6万円!20年もたっているのにまだその名を覚えているほどショックだったのかもしれません。

たかが亀に6万円! 最初の御前崎亀が500円ぐらいだったことに比べればとんでもない話だがこれがコレク

ションという魔物だ。冷や汗を流しながら買ってしまった。これで亀コレクションの腹が定まったような気

がする。名前が付いていた亀は後にも先にもこれだけです。手前のボールペンは大きさの目安です。


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この記事へのコメント
え~っっっ ろ、ろ、6万!?

初めて知ったわ
Posted by 文代 at 2011年04月14日 17:39
晝馬さん

この 20年前の記憶の「鮮明さ」がいいですね!

6万円はすごいですね。
「コレクション」のパワーですね。
Posted by トッティトッティ at 2011年04月14日 18:36
トッティーさんコメントありがとうございます。
20年前の記憶が”鮮明”なのは6万円と、多分毎年3回想い出に浸りながら亀を磨いてていたせいだと思います。
時にこれは写真以上に当時の情景が思い出されます。
だから買った土産などは、しまわずに見えるところに置くのが大切だと思います。
Posted by ひでおさんひでおさん at 2011年04月14日 23:21
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