フィルハーモニックウインズ浜松 第一回定期演奏

フィルハーモニックウインズ浜松 第一回定期演奏




 ”フィルハーモニックウインズ浜松”と名乗る新たな吹奏楽団が浜松に浜松市の文化振興財団の支援により誕生した。主なメンバーは浜松の学校なので吹奏楽を指導している人たちによる吹奏楽団と言うことである。メンバーは”浜フィル”の登録団員も多く加わっている。

 ご招待により、その第一回の定期演奏会を拝聴させていただいた。この楽団は一年前に結成されたということであり、保科洋さんと言う吹奏楽での大物を音楽監督に迎えて、練習してきたと言われる。

 昨年の秋に”和洋奏楽”という雅楽や合唱との競演があったが、その折はまだまとまりがなく余り感銘を受けなかった。したがって今回もそれほど期待はしていかなかった。出だしは案の定ハーモニーが悪くどのようにとらえればよいのか戸惑ったが、プログラムの一部の中ごろから(アルメニアンダンス パートⅠ&Ⅱ)ハーモニーがきれいに取れるようになり、プロと言える音になった。

 浜フィル登録メンバーの人たちも良き指導者を得て、もう一段腕を磨くチャンスが出来たと喜んでいる。この結果は今後の浜フィルの演奏レベルの向上に寄与してくれると信じる。

 保科さんは私より一歳上(76)の高齢ながらかくしゃくとして小気味の良い切れ味の指揮をされ、こちらもうかうかして居れないと感じた。

 浜松には、アマチュアの吹奏楽団は、3,4はあると思うが、やはりハーモニーを感じさせる楽団は少ない。今後の一層のレベルの向上を期待したい。


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