ライフサイエンス研究会

 さる11月6日ヴィラ呉竹においてライフサイエンス研究会(会長浜松医大学長)が開催されました。
この会は、テクノポリス機構の一つの研究部会として、すでに27年継続してライフサイエンスに関わる様々なトピックスを取り上げ、毎年時流に合ったテーマのもとに講師をお招きしてお話を聞きながら勉強しています。本年は昨年に続き”メンタルヘルスを取り上げ、今回は地元浜松医大の尾内康臣 教授に”分子イメージングからみた心の科学”と題してお話をいただきました。現代は、うつ病、統合失調症、認知症など様々なストレスによる精神障害が多く発生し、社会的にも、無差別殺人、自殺、幼児虐待、親の死体放置など、一昔前には考えられない事件が発生し、人の心の”やまい”の治療が重要な問題になってきています。先生のお話は、おもにがんの診断などに使われるPET(Positron Emission Tmography)を用いた脳内の分子の分布の計測により、さまざまな脳内疾患の観測の可能性について述べられました。
 講演の終わりに、私がいわゆる非可聴音(耳に聞こえない高い音)が脳を活性する可能性について先生の見解を求めたところ、その可能性は大いにありますということで、認知症の予防や緩和に効果が期待されました。


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