JAXAフォーラム

 2月3日、宇宙飛行士 山崎直子さんを迎えて国際宇宙ステーション日本棟”きぼう”を利用した安心安全社会を考えるフォーラムが開かれた。地震予知など災害防止に役立てる話が多かったと思います。私はその中で次の3点を提案させていただきました。
① 非可聴音を含む音楽が心の活性化に役立つと思われるので、今後宇宙滞在期間が長期になる場合心の安定(メンタル・ケア)に非可聴音を含むスーパーオーディオを活用できるのではないか。
② ”宇宙食”は栄養的にはバランスのとれたものだと思うが、やはり生野菜をかじりたいという欲求は強いのではないか。このため宇宙での野菜作りということは、長期宇宙滞在者に心の癒しとなるのではないか。この技術は将来地上においても新しい農業を創出するヒントとなりうる。
③ ICTの発展は巨大なデーターセンタを必要とする。問題点として将来地球全体の40%にも上る電力を消費するといわれていることである。これを宇宙に作れば太陽電池が天気の影響を受けないので極めて安定な電力供給源となり、且つ冷却もサーバーは太陽電池の日陰の部分に置くことにより強力な輻射冷却が起り、地上のような膨大な冷却コストはかからない。また宇宙という安定した空間ではシステムの信頼性が高まる。などの利点を挙げロケット打ち上げコストを十分吸収できて直ちに産業利用できるのではないか。これにより膨大なCO2の削減につながる。
以上が私のコメントの趣旨でした。
①、②に対して、山崎さんは非常に大切なことで、現実にステーションには様々な楽器が持ち込まれており、特に木管楽器は心に癒しになるというお話で、スーパーオーディオについてはぜひ聞いてみたいということであった。私はお招きすることを伝えました。また野菜栽培については緑を見るだけでも癒しになるということで、ミニトマトなどもできれば素晴らしいということでした。


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