孫とのスキンシップ

 本日は、掛川に住む末娘の二男が、幼稚園で父兄参観ならぬ、じーじ、ばーばの参観会なるものを催すので出席してほしいと頼まれて、朝早起きをして出かけた。

 外孫なので、本来掛川に住む本当のおじいちゃんの出番だが、用事があって出られないという表向きの理由で、私に孫と接する機会を与えてくれたようだ。一昨年まで浜松で隣に住んでいてよくなついていたこともあり、気を使ってくれた。

 ひところ前なら、幼稚園のお遊び会に出かけるなぞということは、まず考えなかったが、東北大震災の後言われ出した”絆”の大切さに思うところがあって、幼い孫にもまじめに向き合わなければいけないと思うようになっていた。

 朝6時起きして家内を同道して1時間余り車で掛川に就いた。幼稚園の”年中さん”になっている孫が“リスさん組”であることを教えられ、念仏のように”リスさん、リスさん”を繰り返し忘れないようにして一人幼稚園の玄関に入った。幼稚園側から一家族一人と言う制限もあって、家内は娘にミシンの使い方を教えると言って帰って行った。

 中へ入ると、運動場で炎天下で”かけっこ”やったり滑り台やほかの遊具で園児たちが元気で跳ねまわっていた。熱中症は大丈夫かなと一瞬頭をかすめたが、全員首までの垂れ幕付き帽子をかぶっており、それなりの心遣いに、大丈夫だろうと自分を納得させた。

 やがて定刻となり、教室で”参観お遊戯”が始まった。メイン・イベントは”魚釣りゲーム”で、これは紙コップを、魚とつり具に仕立て、コップに魚の画やタコの画をかいた紙を張り付け、釣り具のほうは割りばしにゴム紐、紙コップを二つ重ねにして口元を四角に変形させるという、簡単だがアイデア賞ともいうべき仕掛けになっていた。

 出来た魚と釣り具でしばらく、孫にそのコツを教えると、8割方うまくいった。それで競技と言うことになり、手持ちの3個の紙コップ魚のみならずもたついている人のも釣っていいということになった。まごは2つどまり、私は4匹釣った。じいちゃんの面目はたった。

 最後に孫が自分でじーじ、ばーばの似顔絵?を描いたカレンダーをもらい。お互いにハグして終った。かえりぎは、じーちゃんはこれで帰るよと手を振ったら、一瞬泣き顔をした。振り向かずに部屋を出た。
来て無駄ではなかったと思えた。


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この記事へのコメント
いい日だったね

ちなみに優羽の運動会が10月の連休にあるよ!

午後からだし、屋内でやるから是非来てね

文代
Posted by 文代 at 2011年09月23日 21:43
運動会へのご招待ありがとう。ただ連休が10日前後のことだとお母さんとヨーロッパ旅行中で日本にいない。次の機会を楽しみに・・
Posted by ひでおさんひでおさん at 2011年09月24日 09:48
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    コメント(2)