26年に亘るテニススクールに終止符

 本日、50歳から始めたテニススクール通いに終止符を打った。26年続けたことになる!まさかここまでやるとは予想だにしていなかったが、自動車を運転する限り視野狭窄を防ぐ意味でも、どこえ来るか分からないボールを目で追いかけるのは有効ではないかとかってに決めて続けてきた。

 事実3ヶ月前の高齢者運転適性検査でも、視野は十分に確保されていたし、その他の反応性や、認知症の検査でも高得点でクリヤして、検査官に”この分ならもう10年は大丈夫”と言わしめた。

 事の起こりは、左手中指の先に妙な”こぶ”状のふくらみが現れ、痛くもかゆくもないのでほっておいたが最近徐々に大きくなってきた。妙な悪性のできものだと困ると思い外科の門をたたいた。出来もののほうは何らかの炎症が骨に出来て骨髄液が染みだしているということで、それが溜まっているということで注射針で穴をあけて絞り出してもらったが、老医師に曰く、これはまた膨らんでくるよとこともなげに言った。

 さて問題は、ここ半年ぐらい前から、足の裏が妙な感覚で、はだしで床を歩いてもなにかわらを踏むような違和感があった。多分長年の水虫が、内向して皮膚が厚くなったかとかってに想像して、先生に診てもらった。表面は何ともないが触っても感覚があまりない。先生曰くこれは水虫なんかじゃない、腰から来ているという。

 レントゲンで脊椎の腰のあたりを撮ってもらうと第3頸椎に変形があることが示された。老医師のご託宣は〝まだそんなにひどくないから引っ張ればよくなるだろう”とのことで20キロ負荷の理学療法を勧められた。ただこのままだと将来は足が頻繁にひきつり、痛くて歩行が困難になるという。そしてとくに腰をひねるような運動は避けた方がよいと教えてくれた。

 ここ5年、会社を退任してから毎週ウォーキング、水泳、テニス、ゴルフレンジで毎日小一時間運動する生活をしていた。周りから若いと称賛されるのはこの体の手入れがよいからだと思っていたので、多少ショックだった。それでも年々体力が衰えるのは実感していた。要は運動は若返ったり、体力の維持にはならず、ただ衰えの速度を落とすだけの効果だ。

 また体力以上に頑張れば却って寿命を縮めかねない。頭の手入れは非可聴音で磨いているがこれもどこまで効果があるか、今のところまだ認知症の兆候はないと思っている。

 いずれにせよ、口では〝美しく老いる”などと格好のいいことを言っていても、いざ具体的に、”もう続けてきた運動が出来ない”となると茫然たる思いだ。ライフスタイルを練りなお差なけれえばならない。いよいよ人生本番だ!


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この記事へのコメント
今の僕の年齢である 50 歳から 26 年間とは驚きです。
26 年前に振り返って、今でも続けているのあるかな?と思い起こしてもバイクくらいしか無いです。
インターネットは、まだ 17 ~ 18 年くらいだから 10 年足りません。

でも検査されて原因が分かって良かったです。

きっと他の新しい何かを始められるのではと思いました。
Posted by のののののの at 2013年09月14日 00:00
のののさん、おかげで、新しいメディアラボで過ごせる時間が取れそうです。本気で行きましょう。取りあえず水泳を週2回にする予定です。後は早朝ウォーキング、野菜作りなど物色中です。
Posted by ひでおさんひでおさん at 2013年09月14日 10:57
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