NY紀行(その2)ニューワークへ



 名古屋の“セントレア”空港から台風27号を尻目に、無時定刻の離陸となり、ほっとする間もなく成田空港に到着した。

ニューワークへの直行便は同じ”ANA”の乗り継ぎだから、降りたらすぐ近くに乗り継ぎゲートがあるだろうと勝手に想像していた。時刻表上では一時間の乗り継ぎ時間があるからDuty Freeで何か土産を買う時間位はあるだろうと、多寡をくくっていた。

これが大間違いでとんでもない長い地下道を通り、共同運航便の”UA”の搭乗口まで複雑で延々とした移動を強いられた。うろうろと親子3人戸惑いながら表示を頼りに、やっと件の搭乗口にたどり着いたら、通路でチェックしていた係員が我々は最後の乗客だと告げていた。買い物などとんでもない話だった。今後、乗り継ぎ、とくに〝共同運航便“への場合は注意したい。

 それでも、定刻の離陸となり台風を振り切ったが、後で聴けばこの〝27号“私の住む浜松を直撃して、浜松に70年住んでいる私にも経験のない河川の氾濫があったというからぞっとした。

 “共同運航便”というからには“ANA”のスタッフが同乗して、日本的サービスを期待していたがこれが大間違いで、いきなり”米国“になってしまった。それならばと普段なら当然〝和食”をとる夕食を意地になって“テンダーロイン”と叫んでしまった。

同行の家内は驚いていたが、“和食”をとった家内が料理のほとんどが冷たいとこぼしていた。メニューには確かに“テンダーロイン”と書いてあったが、出てきたものはどうみても〝フィレ“だ。解らないと思ってバカにしているのか、おまけに〝ウエルダン”でパサついていた。惜しげもなく半分残せた。

 今までの経験で“UA”の食事は、旨いと思ったことはないが、それでもデザートのアイスクリームは巨大で、始めは半分残そうと思っても食べ始めると“完食”してしまい、いつも後悔する。

折角“ベジタリアン“でカロリーを控えてもこれで元も子もなくなり、おまけに冷たいものを食べ過ぎてお腹が冷えて、消化不良が起きるのが常だ。しかし今回はこのアイスクリームが一回り小さくなっており、航空会社の身を削る経費節減の努力がひしひしと感ぜられる

 前述(その一)のビジネスクラスが大幅に安くなっているのが、たんにエンジンの燃費だけでなく“共同運航便”による〝搭乗率“の改善、サービスの見直しなどにより実現できているとしたら、あながち悪くも言えない。

一方で座席の改善、多機能化はかってのビジネスクラスに比べ比較にならないほど向上し、この面ではほぼ水平化できるシートと”個室”化が進み時差ぼけの軽減に寄与していると思われます。おかげで、5時間ほどアルコールの支援の基熟睡して、時差ぼけもその後ほとんど感じずに過ごせた。



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この記事へのコメント
ANA のサービスは、やはり極上ですね。
アメリカ国内線の UA は、ANA と比較するとどうしても物足りなく感じます。
ANA のサービスが、海外の航空会社に提供できたら、その国で大人気の航空会社になるのではと思います。
Posted by のののののの at 2013年11月01日 21:47
ののの さん
帰りは、JFK~正真正銘のANAで、こちらでもステーキをもらいましたが〝フィレ”と偽りなく書いてあり、残すのに苦労するほど旨かったです。かってのファーストクラスのように、自由な時間に軽食がビジネスでも取れるようになり、〝アオサ”海苔のうどんをもらったがこれが旨かったです。又最後の朝食?野に座がなは絶品でした。たぶん”すずき”。
Posted by ひでおさんひでおさん at 2013年11月01日 23:30
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